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【江尻良文の快説・怪説】巨人、星稜・奥川獲りで“松井監督”誕生の一石二鳥!? 長嶋茂雄氏が持つドラフト“独自哲学”にも… (1/2ページ)

 12球団のスカウトが注目するU18W杯(30日開幕=韓国)に参加する高校日本代表。中でも10・17ドラフトの超目玉コンビの一挙手一投足から目を離せない。

 夏の甲子園大会準優勝で春のセンバツからさらに株が高騰した星稜・奥川恭伸投手。対照的に、岩手県大会決勝を監督の判断で登板回避し、甲子園大会出場を逃して物議を醸した高校球界史上最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手。

 それぞれ何球団が1位指名するのか、今から注目されているが、5年ぶりのV奪回へマジックナンバーを点灯させた巨人は、奥川を1位指名すべきだろう。一石二鳥のメリットがあるからだ。国民栄誉賞受賞コンビの長嶋茂雄終身名誉監督&松井秀喜氏に次ぐ、ゴールデントリオ結成の夢が膨らむ。

 長嶋氏は1993年シーズン、13年ぶりに巨人監督に復帰したが、最初の大仕事が92年秋のドラフト。甲子園で5打席連続敬遠され、ゴジラの異名を取った星稜・松井の獲得だった。それまで巨人の補強方針は投手で決まっていたが、監督就任が決まると一喝。

 「甲子園で全打席敬遠された偉大なバッターを取らないでどうするんだ。オレが全責任を持って当たりクジを引くから、松井でいく」

 有言実行。見事抽選で当たりクジを引き当て、日本プロ野球史上不滅の金字塔、師弟コンビでの国民栄誉賞ダブル受賞までこぎ着けた。

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