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【清水満 SPORTS BAR】懐かしいクロマティさんの“入団裏事情” 巨人「黄金時代」の背景に米大リーグ“事件”!? (1/2ページ)

 先週の巨人vsDeNA戦(東京ドーム)に懐かしい顔があった。

 「オヒサシブリデスネェ…」

 人懐っこい笑みを浮かべた男からの挨拶。ウォーレン・クロマティさん(65)だ。さすがに拙稿の名前までは覚えてなかったが、かつて巨人担当をしていた関係での“再会”は懐かしかった。

 1984年から巨人に在籍。89年には打率.378で首位打者、日本球界通算7年間で171本塁打を放つなど“巨人史上最強助っ人”といわれた。そんなクロマティさんの巨人入りの経緯には裏が…。

 84年は王貞治監督政権1年目という記念イヤーである。球団としては何としても大物助っ人を獲って花を添えたかった。そこで当時モントリオール・エクスポズからフリーエージェントとなっていたバリバリ現役大リーガー、クロマティを獲得したが、その裏で“事件”があった。

 当時、巨人は大リーグの新たなパイプを求めて長年友好球団として親交があったドジャースとの関係を断って、大リーグのSFジャイアンツと業務提携を進めた。

 ところが、FA市場でクロマティの争奪戦を演じたのが巨人とジ軍という皮肉…。巨人はルール通りにやって獲得。そこに一切の瑕疵(かし)はなかったが、ジ軍は気を悪くしたのか、巨人との業務提携を白紙に戻したという“事件”である。

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