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【江尻良文の快説・怪説】突発性乱高下症にもめげず…“逆メークドラマ”リーグ4連覇を信じる赤ヘルファンの本気度

 リーグ4連覇へ逆メークドラマには、敵地・東京ドームで巨人を三タテするしかない。広島は27日、その大事な3連戦の初戦を制した。

 今季は連勝、連敗を繰り返す突発性の乱高下症を繰り返すだけに、赤ヘルファンにとってはマユにツバかと思いきや、本気度を証明する数字がある。

 リーグ4連覇は危機的状況なのに、本拠地・マツダスタジアムの観客動員は球団史上最高の数字を記録しているのだ。球団史上初のリーグ3連覇を達成した昨季、1試合平均3万1001人と最多入場者を記録した。

 今季はファンの期待を裏切る重度の乱高下症。当然ファンの足は遠のくかと思えば真逆。3万1242人と昨季を上回る新記録更新の勢いだ。

 「今回の東京ドームで巨人に三タテをくわせれば、まだまだわからない」と、赤ヘルファンはネバーギブアップでリーグ4連覇を本気で信じている。この日の勝利で5年連続巨人戦勝ち越し。直接対決では負けないという確たるものがあるからだろう。

 「僕が監督をやっていたときは広島を強いと思ったことはなかった」。3度目の巨人監督に就任した原監督は自信満々に言い切った。巨人ナインの広島コンプレックス一掃という狙いもあったのだろうが、現実はそれほど甘くなかったのだ。

 「総動員でいくしかない」と緒方監督が宣言した通り。4番・松山の先制6号、5番・メヒアも5号。巨人キラーの先発ジョンソンも力投。

 第2ラウンドに野村、第3ラウンドには大瀬良と三本柱で三タテすれば、逆メークドラマも夢物語ではなくなる。そして、赤ヘルファンはさらにヒートアップする。(江尻良文)

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