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鳥谷、引退か退団か 阪神一筋16年、生え抜きスターがついに

 阪神は30日、大阪・野田の電鉄本社で定例のオーナー報告会を行う。来季構想などが議論され、鳥谷敬内野手(38)の去就についても言及されることになった。今季限りで戦力外となって退団という可能性もあり、虎一筋16年の生え抜きスターは現役生活の大きな節目に立たされている。

 鳥谷は今季は5年総額20億円の長期契約の最終年。中日戦が雨天中止となった29日、球団幹部は「オーナー報告会では、来季の補強予算なども含めて話し合われる。鳥谷の話も出るだろう」としていた。

 電鉄本社に揚塩健治球団社長、谷本修球団副社長兼本部長ら幹部が集結し、藤原崇起オーナー=電鉄本社会長=へ営業報告や編成などについての球団案を伝える。8月の定例会は来季構想についても話題となるため、年俸4億円の鳥谷の去就は最大の焦点だ。

 鳥谷は今季、出場機会が激減し、25日のヤクルト戦(神宮)後には「自分も最後かもしれない」と発言していた。28日の中日戦(甲子園)では1点を追う7回2死二、三塁で代打登場したが二ゴロに倒れた。打率・208、得点圏では40打席連続安打なしと苦しんでいる。

 鳥谷は来季契約や進退について明らかにしておらず、阪神と契約が更新されない場合は他球団へ移籍する可能性もあるし、現役引退を選ぶ可能性もある。2005年のリーグ優勝に貢献し、歴代2位の1939試合連続出場、そして2000本安打を達成した生え抜きスターは大きな岐路に立たされている。

 チームは残り23試合で、3位広島に3ゲーム差の4位。クライマックスシリーズ進出の可能性を残している。

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