記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】禁止薬物使用の広島・バティスタに6ヶ月間の出場停止処分 その是非と今後の対応策は? (1/2ページ)

 日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング調査裁定委員会(斉藤惇委員長=プロ野球コミッショナー)は3日、禁止薬物使用の広島のサビエル・バティスタ外野手(27)に対し、「9月3日から20年3月2日まで6カ月間の出場停止処分」を科した。

 今季は6月27日にもオリックスのジョーイ・メネセス内野手(27)が、ドーピング規定違反で「1年間の出場停止処分」を受け、球団から解雇されている。

 「公正なプロ野球のため、来年東京五輪もあるので、厳正に対処したい」と、斉藤委員長はコメントしたが、現状のままでは先行きは相変わらず不透明だ。安易な外国人選手乱獲の現実にメスを入れないと、ドーピング規定違反問題は根絶されないだろう。

 前述した2人の他にも過去に禁止薬物使用で厳罰を受けたのは、外国人選手ばかりだからだ。1人目が07年8月、ソフトバンクのガトームソン投手。飲む養毛剤に入っていた禁止薬物で20日間の出場停止処分。養毛剤の使用を知っていた球団側に対しても制裁金750万円が科された。

 2人目は08年5月の巨人・ゴンザレス内野手。1年間の出場停止処分で、事態を重く受け止めた球団側は解雇。3人目も同じ08年6月のヤクルト・リオス投手で1年間の出場停止処分、球団側は解雇している。

関連ニュース