記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「良かったこと」》スポーツクライミングが面白い 東京五輪でメダル獲得の可能性大 (1/2ページ)

 2020年東京五輪ではサーフィンやスケートボードなど若者向けの新競技が実施される。スポーツクライミングもその1つ。先月中旬には、東京都八王子市で世界選手権が開催された。東京五輪で行われる「複合」で、男子は楢崎智亜(ともあ)が金メダル、女子は野口啓代(あきよ)が銀メダルを獲得するなど、日本人選手が大活躍。最終種目まで、順位が入れ替わり、見る側も最後までハラハラ、ドキドキの展開を楽しめた。

 スポーツクライミングは、高さ15メートルの同条件の壁を登る速さを競う「スピード」、高さ5メートル以下の壁に設置された複数の課題(コース)の完登数を競う「ボルダリング」、高さ12メートル以上の壁を6分間の制限時間内に登り、到達した高さを競う「リード」の3種目の複合で争う。スピードは瞬発力、ボルダリングは空間把握能力、リードは持久力と、求められる力がそれぞれ違うが、総合力の高い選手が上位にいくとはかぎらない。

 複合は、各種目の順位を「かけ算」した値が少ない選手が上位となる。「足し算」ではない所が肝で、3種目のうち1つでも「1位」を取ると、圧倒的に優位になる。つまり、各種目のスペシャリストが、上位に食い込む可能性が高いということだ。実際、世界選手権の複合の男子決勝では、ボルダリング1位の楢崎が優勝、リード1位の選手が2位、スピード1位の選手が3位に入った。最終種目のリードの順位は、ラスト一人が登り終わるまで確定しないため、総合順位も最後まで激しく入れ替わる。