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《zak女の雄叫び お題は「良かったこと」》スポーツクライミングが面白い 東京五輪でメダル獲得の可能性大 (2/2ページ)

 今回の世界選手権の複合では、7位以内の日本人最上位が東京五輪代表に決まることになっていた。8人で争われた複合決勝には、半分に当たる男女各4人の日本人選手が進出。激しい争いの末、男子は楢崎、女子は野口が五輪切符を手にした。2人の試合後の表情は対照的で、ボルダリング1位、残り2種目を2位と圧勝した楢崎は「優勝できる感覚があった」と淡々と話した。一方、野口は「夢みたいで信じられない」と声を詰まらせた。

 東京五輪の出場枠は、「1カ国・地域2人まで」で、日本人選手は残り男女各1人が出場できる。日本山岳・スポーツクライミング協会は、世界選手権や五輪予選など国際スポーツクライミング連盟の指定大会で「参加資格」を得た選手が複数いた場合、来年5月の複合ジャパンカップで上位の選手を代表に選ぶことを発表している。

 今回の世界選手権の複合で、男子は4位の原田海(かい)、女子は5位の野中生萌(みほう)が、日本人の中で2位に入り、五輪出場の「参加資格」を得た。ただ、今大会で参加資格を獲得できなかった他の日本人選手との実力差はわずかで、代表争いは来年までもつれ込みそうだ。

 ぜひ一度、競技を見に行ってもらいたい。そして、東京五輪では、メダル獲得の期待がかかる日本人選手を「ガンバ」と応援してほしい。(K)

 スポーツクライミングの五輪チケットを申し込んだが、抽選に外れた野球担当記者。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。9月のお題は「良かったこと」です。