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日本国籍取得・白鵬の「理事長野望」に待った!? 相撲協会の反応は冷ややか…「一代年寄」授与も怪しいムードに (1/3ページ)

 大相撲で史上最多の優勝42度を誇る横綱白鵬(34)=宮城野部屋=が3日、日本国籍を取得した。現役引退後に親方として日本相撲協会に残るには、日本国籍を有し年寄名跡を取得することが欠かせないため、意を決して日本人になった。ところが、協会の反応は冷ややかで、確実視されていた「一代年寄」の授与も何やら怪しいムードになってきた。まさかの逆風が吹き荒れている。(塚沢健太郎)

 まるで不祥事が発覚したかのような、協会の対応だった。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「あくまで個人的なこと。日本国籍を取得したといっても、特に協会から発表することはない。名前(本名)が変わるときは、本人から届け出があるでしょうから。それ以外は協会からは何もない」とピシャリ。協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)のコメントも発表されなかった。

 白鵬自身は両国国技館で会見を行うことを希望していたが、結局は稽古後、宮城野部屋の前で“青空会見”。芝田山部長は「今まで会見なんかしたことある? 何で会見したの?」と首をかしげたが、外国人力士のパイオニアである高見山や小錦は“日本人会見”を部屋で開いており、この日の白鵬の帰化もニュースやワイドショーで大きく取り上げられた。

 外国人横綱の帰化は、曙、武蔵丸(現武蔵川親方)に次ぎ3人目。本来は慶事のはずだが、芝田山部長は「協会のルールにのっとって、自分の立場をわきまえて、言動、行動に注意しながら、自分の務めを果たしてほしい」と苦言を呈するなど、華やいだ雰囲気は皆無だった。

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