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【今からでも間に合う!ラグビーW杯の基礎知識】4年前に南ア撃破した“勇猛タックル” 石塚武生さん「早く、低く飛び込めば怖くない」 (1/2ページ)

 ラグビー日本代表は6日午後7時15分から、「リポビタンDチャレンジカップ」としてW杯会場の一つ、埼玉・熊谷ラグビー場で南アフリカ代表と対戦する。

 W杯2度優勝の南アと顔を合わせるのは、歴史的勝利を挙げた前回2015年W杯の1次リーグ初戦以来。4年前、フィジカル世界一の南アに対し、日本は124回のタックルを決めて突進を食い止めた。

 人間、自分に向かって飛んでくるものがあったら瞬間的によけるだろう。危険を瞬時に回避するのは人間の本能だ。タックルはそんな本能に逆らう行為である。

 今の日本代表のレベルからすれば、タックルも技術の一つとしてごく自然にとびかかっているのだろうが、巨体をゆすって突進してくる外国人選手に身を捨てて飛び込んでいくのには少なからず恐怖心があるはずだ。

 「そりゃあ、できればタックルなんてしたくないですよ。でも、自分がサボれば誰かに迷惑かけるので…。ただ、足元に飛び込むと大きな外国人選手も面白いように倒れますよ」というのは身長166センチ、体重72キロと小柄ながら強烈なタックルに定評のある代表SHの田中史朗(パナソニック)。

 かつて日本代表主将で“タックルマン”と呼ばれた石塚武生(故人)は「相手との間合いを詰め、早く、低く飛び込めばタックルは決して怖いものではない」と言っていたが、これは科学的にも証明されている。運動量(衝撃)は、体重×速度の2乗で決まる。体重で10キロ差のある者同士がぶつかれば、体重の重い方が相手に衝撃を与える。しかし、体重が軽くても相手より速いスピードでぶつかれば、運動量は大きくなって体重差をカバーできるのだ。

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