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ソフトバンク・千賀「育成初」のノーヒットノーラン! “雑草仲間”甲斐も泣いた (1/2ページ)

 快挙は“育成出身バッテリー”の共同作業だった。ソフトバンク・千賀滉大投手(26)が6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で史上80人目、通算91度目のノーヒットノーランを達成。育成ドラフト出身者では初。

 最後の打者、井上を空振り三振に仕留め、右拳を握りしめる。すぐに抱擁を交わしたのが、2010年育成ドラフト同期の女房役、甲斐拓也捕手(26)だった。

 5回終了時から快挙達成を意識したといい、「あと4回全力で抑えようと思った」。期待感からざわめくスタンドの雰囲気さえ楽しんだ。

 圧巻は8回。清田、藤岡、レアードを3者連続三振。球速は159キロをマークした。9回は2四球を与え、1死一、三塁のピンチを招き「ここで1本打たれたら、すごいため息が漏れると思った」というが、中村奨を二飛。続く井上をフォークボールで空振り三振に仕留めて締めくくった。

 大事なシーズン終盤に来て、自身3連敗中と苦しんでいた。この日の朝、起床すると携帯電話に甲斐から一通のメッセージが入っていたという。「今日はおまえのために頑張るから」。苦楽を共にした女房役と気持ちを一つにし、ミットへ全力で投げ込んだ。「いいリードをしてくれたし、あほみたいなワンバウンドも止めてくれた。本当に感謝したい」と感慨深く話した。

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