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巨人「ありえない」6連敗 バット折ったのに…バレンティンに今季10発目被弾

 ダメなときはツキもない。巨人は6日のヤクルト戦(神宮)に2-5で敗れ、今季ワーストタイの6連敗。先発のドラ1左腕・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=が1回2死一塁で、バレンティンのバットを真っ二つに折りながらも、バックスクリーンに30号先制2ランを被弾。以降は6回まで抑えたものの、5敗目(5勝)を喫した。

 本塁打になった瞬間、驚愕の表情を浮かべた高橋は「学生時代には、あんなことは絶対にありえなかった。投げミスではないけど、あそこまで運ばれてしまうのは実力不足」と反省。

 宮本投手総合コーチは「ヤクルトの点の取り方は、しっかり四球を見極めて、一発なんだよね。バットを折ったんだけどね。折れたバットもよく飛んだね。まぁ、そんなこと言ってる場合じゃないけどね…」と自分のコメントにツッコミを入れるしかなかった。

 昨年あたりから急に本塁打が増え始め、折れたバットで本塁打というのもたまにあるが、左翼か右翼に引っ張ったものがほとんど。いくらなんでもバックスクリーンに飛び込むなんてことは、本来ありえないはずだ。

 CS放送「フジテレビONE」の解説で、昨年まで巨人投手総合コーチを務めていた斎藤雅樹氏は「センター前に落ちるかと思いました。伸びたというか、おかしいですよね。投手としては、あれがホームランになったらたまらない。実際にバットが折れているわけだから、詰まっているわけですよね」と代弁。バレンティン自身も、バットを折って左翼への本塁打は2011年に横浜スタジアムであるそうだが、バックスクリーンは初めてだという。

 もちろん打たれる方にも問題はある。バレンティンは今季30本塁打のうち巨人戦で最多の10本を稼いでおり、「ジャイアンツのバッテリーが勝負してくれるから、そういった数字になっているんだと思う」と分析。こうなったら巨人は、国内FA権取得で来季から“日本人扱い”となるバレ砲を獲得するしかない。(塚沢健太郎)

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