記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】エース千賀が活躍すればするほど…頭の痛いソフトバンク 今オフ3度目のポスティング直訴も (2/2ページ)

 一昨年、昨年オフと2年連続して球団側に対し「ポスティングシステムでメジャーに行きたい」と訴えている千賀。海外FAの資格を取得するのは2023年でまだ先の話だけに、それまで待てないという心境なのだ。現在26歳、「やっぱり少しでも若い方が良い」と言うのは本音だろう。

 孫オーナーが至上命令とする「昨年のように2位からの下克上ではなく、V奪回した上で3年連続日本一」を、4年連続2ケタ勝利のエースとして自らの右腕で実現すれば、千賀の立場は強くなる。今オフ、3度目のポスティングを直訴することは自明の理だろう。

 だが、ソフトバンクには「ポスティングシステムは認めない」という大原則がある。実際にソフトバンクの選手は05年に城島がマリナーズ、11年に川崎が同じくマリナーズ、和田がオリオールズへと、海外FA権を取得した上でメジャー入りしている。

 だが、エースが文句の付けようのない結果を出せば、球団側も無下な扱いはできないだろう。ノーヒットノーランに続き、首位攻防第2ラウンドで真価を発揮した千賀。このままV奪回、3年連続日本一の原動力になれば、ストーブリーグの主役に躍り出ることになるのは必至。ソフトバンク球団とすれば、なんとも頭の痛い展開だ。(江尻良文)

関連ニュース