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巨人球援左腕2人に“蔭り” 『打たれたくない』で力みが… 須藤豊氏“無責任”のススメ (1/2ページ)

 巨人のブルペン陣を支える登板数のトップ2。中川皓太(25)、高木京介(30)両投手に見え始めた“異状”の原因を、元巨人ヘッドコーチで夕刊フジ評論家の須藤豊氏が診断する。

 先発の谷間となった14日の広島戦(東京ドーム)で、巨人は今季初のブルペンデーを敢行。中継ぎ陣だけで試合をつくり、延長10回で8投手をつぎ込んだ。その中で特に状態が心配なのが、7回から6番手で登板した中川。二塁打2本で勝ち越されるなど、被安打3で8回途中に降板した。

 春先に抑えに抜擢された4年目左腕は、チーム最多14セーブも夏場からセットアッパーに回り、8月以降の防御率は6点弱と調子を落としている。年間を通して1軍で投げるのは初めて。チーム最多62試合登板の疲労もさることながら、不調が続く最大の要因は別にあると須藤氏はみる。

 「前半は『俺が抑えなんてとんでもない』と思いながら、いい意味で無責任にリラックスして投げられた。だが結果が出た分、後半戦では打たれると『こんなはずじゃない』と力み過ぎて、打者のタイミングを外すゆったりとしたテークバックがとれなくなっている」

 怖いもの知らずで腕を振れていた時期を過ぎ、救援投手が成長していく上で避けては通れない試練を迎えているのだ。須藤氏は「中川はここを乗り越えたら、本当にいいセットアッパーになれる」とエールを送る。

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