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御嶽海、稽古嫌いでも6連勝 人気は大関級だが周囲は心配 大相撲秋場所

 ■大相撲秋場所7日目(14日)、両国国技館

 御嶽海は正代を相手に立ち合い強く当たり、下から下からと攻め、手もよく伸びて一気の押し出し。2日目から6連勝で完全に波に乗った。

 三役在位連続16場所で、人気は既に大関級。先月25日、両国国技館をメイン会場にした日本テレビ系の「24時間テレビ」には力士も何人か出演したが、一番活躍したのが御嶽海。「ダーツの旅」で竜電とともに故郷・長野に向かい、お年寄りを軽口で笑わせ、通りすがりの高校でテニス部の練習に飛び入りし愛嬌を振りまいた。

 生放送の「笑点」ではナイツとの3人漫才に登場。足袋の裏に貼ったカンペを見ながら「僕のことを知ってもらいたいのでインターネットのヤホーで調べてきた」「南蛮漬け(番付)を上げ2016年にオムスビ(小結)に」「これからもシイタケ海をよろしく」などナイツ塙のボケよろしく爆笑を誘った。

 協会としては「お笑いはいいから早く大関に」が本音だろうが、稽古嫌いで有名でもある。

 藤島審判副部長(元大関武双山)は「相撲センスはピカ一。大して稽古してないのに、あれだけ取れる。普通は稽古してないと自信が持てないものだが、よほど勝負度胸があるのだろう。ここ一番は確かに強いが、大勝ちもない。問われるのはやはり稽古量だ。大関、横綱も狙える素材。いまからでも遅くない」という。

 “三役の主”で終わるにはあまりに惜しい。

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