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どの球団が獲る? 阪神・鳥谷の“ウリ”と“ネック”

 今季限りで阪神を退団する鳥谷敬内野手(38)は現役続行を表明しているが、獲得に乗り出す球団はあるのか。ネックは高齢と打撃不振だが、「可能性はゼロではない」と球団関係者はみている。

 「元々体の強さには定評があり、使い方次第では戦力になる。内野ならどこでもこなせるのも大きな武器。内野の層の薄いチームは欲しいのではないか」

 今季セ・リーグでは巨人、DeNA、中日が二塁を固定できず、ヤクルトは三遊間が人材難。パではロッテは遊撃、日本ハムとオリックスは三塁がレギュラー不在。関東出身の鳥谷は在京球団を希望しているといわれるが、これを撤廃すれば移籍の可能性は広がる。

 好例が、こちらも来季現役続行を表明した中日・松坂。ソフトバンク時代の年俸4億円(推定)から、中日とは年俸1500万円で契約。移籍先にも条件面にもこだわらなかったことが、選手生命の延長につながった。

 鳥谷も阪神在籍16年間の総年俸は36億円超だが、来季に関してはカネにはこだわらないはず。「補強費がかからないのは魅力だが、内野の弱い球団が獲得に動くとしてもドラフト会議(10月17日)の後ではないか。ここで来季の陣容が見えてくるから」と先の関係者も動向に注目している。(スポーツライター・西本忠成)

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