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【今からでも間に合う!ラグビーW杯の基礎知識】レジェンド松尾雄治氏も認めるパス技術! 司令塔・田村優、攻撃に勢いつける“ムチの柄” (1/2ページ)

 SO(スタンドオフ)は“司令塔”といわれる。戦局が見やすい位置にいるし、バックラインの起点だからそのプレーがライン全体の動きに影響する。「当然、的確な状況判断が大切となり、極端に言えばそれさえできれば合格といえる」と語るのは、かつて日本代表の主将を務めた名SO松尾雄治氏(明大-新日鉄釜石)だ。

 同氏はバックラインをムチにみたて、SOはムチの根元の柄に当たると説明する。ムチをしならせると、外に行くほど力が強くなるが、それを決めるのは根元の柄の部分の力加減だ。柄の部分の動きは小さくても、力を込めればムチの先端はビシッと鋭くしなる。

 逆に根元の柄を大きく動かしても、力が抜けていると先端も力ないものになってしまう。SOもそうで、出足によってライン全体の動き、鋭さが決まり、一番外にいるウイングの走りに勢いがつくというわけだ。

 現在日本代表の不動のSOは田村優(キヤノン)。「ダン・カーター流のパスの受け方、走り方がやっと身についてきました」と笑顔で語る。ダン・カーターはニュージーランドのW杯2連覇の立役者となったSOの大スターで、代表引退後、現在も神戸製鋼でプレーしている。

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