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吉田輝星、1軍再昇格の条件は…日本ハムのCS進出消滅!? 関係者「ルーキー投げさせる余裕ない」

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農高=が17日のイースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)に先発し、2回を1安打2奪三振無失点。1軍再昇格への試金石とみられていた一戦での好結果だが、すんなり切符が与えられるかというと、そうもいかないようだ。

 最速146キロの直球を軸に100キロ台のスローカーブ、スライダー、フォークを交えて好投。長いイニングをこなす上で課題となっていた球数の多さも、この日は19球と解消の兆しをみせた。

 「与えられたイニングが少なかったので、やりたいことを絞って試合に臨みました。求めたのは、特に追い込んでからの直球の質。決めにいくときの直球をもっとしっかり投げたい。かなり戻ってきているとは思います」とうなずいた。

 1軍は19日から6連戦。15日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で先発した杉浦の出場選手登録を抹消したため、先発要員に空きがある。

 1軍の栗山英樹監督(58)は「ファームからの推薦次第」と昇格の可能性を示唆したが、荒木大輔2軍監督兼投手コーチ(55)は「まあまあだね。特別良くもないが、悪くもない。推薦次第といっても、上(1軍)が必要と判断すれば上げることになる。いつ言われてもいいように準備はしている」と明言を避けた。

 球団関係者は、再昇格は「1軍のクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えるまではないだろう」とみる。「いくらなんでもCS行きの掛かった試合にルーキーを投げさせる余裕はない」と指摘するのだ。

 「自分のスタイルは戻ってきている。残り試合も成長して来季につなげる投球をしていきたい」と吉田輝。同日現在3位ロッテまで3・5ゲーム差で、チームのCS進出が消滅するのは最短で20日。1軍登板があるとすればその後になりそうだ。(片岡将)

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