記事詳細

「オツカレ!」 阪神・メッセンジャーが引退会見 「体が悲鳴、限界かな。想像していた以上に辛い」

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が18日午後、兵庫県西宮市内のホテルで会見を開き、今季限りで現役を引退すると表明した。

 約60人の報道陣が集まるなか、壇上の椅子に座ったメッセンジャーは「オツカレ!!」とあいさつし笑いを誘った。

 その後、引退理由について「これまでたくさんのファンに支えられた。最近は『まだできる、もっと投げてほしい』といわれた。ただ、体が悲鳴をあげており、限界かなと思っています」と説明した。

 「本当にいつか、この日がくるのはわかっていたが、想像していた以上に辛いというか、寂しいというか、いろんな思いがあります」と心境を語った。また、甲子園のマウンドの感想を聞かれた際にはしばし黙り込んだ後、涙ぐみながら『フー!!』と雄たけびをあげ、「本当に意味を持った場所かなと思います」と振り返った。

 最後には、同席した揚塩球団社長から花束が贈られ労をねぎらわれた。

 プロ10年目の今季は、7月に不振で2軍落ちを経験、その後米国へ戻り治療やリハビリを行い再来日した。1軍での成績は13試合で3勝7敗、防御率4・69。復帰に向けて、今月12日の四国アイランドリーグ・徳島との練習試合(鳴尾浜)が現役ラスト登板となった。

 6度の開幕投手を務め、長いイニングを投げることにこだわった右腕は静かにユニホームを脱ぐことになった。(山戸英州)

関連ニュース