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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】鳥谷と松坂“引き際”の考え方 どんなスーパースターでもユニホームを脱ぐ時は必ず来る (1/2ページ)

 阪神・鳥谷敬内野手(38)が今季限りでの退団を表明し、中日・松坂大輔投手(39)の去就も微妙になっている。

 プロである以上、結果がすべてだ。鳥谷にしても、現実として成績が下がり、レギュラーを張るのが難しい状況となれば、引退勧告を受けたとしても仕方のないこと。本人も潔く受け止めているとは思うよ。

 ただ、こういうケースで残念なのは、ファンにとって動向が気になるスター選手だけに、密室で球団と本人が話し合いを進める中で、やれ球団が冷たいだとか、逆に選手がゴネてるとか、メディアがいろんな情報を流し、憶測が飛び交い、言った言わないの水掛け論になって、結局お互いイメージダウンになりがちなこと。本当は、球団首脳と本人が並んで会見してさ、話し合いの内容をガラス張りにするのが一番いいと思うけどね。

 いまも代打で出場している鳥谷と違い、松坂の場合は、右肩の状態が上がらず、今季の1軍登板はわずか2試合で7月下旬が最後とくれば、まずは来季元気に野球をやれることを証明するのが先決になる。観客を呼べるとか、グッズが売れるとか以前の問題だろう。

 もちろん松坂の実績は誰もがリスペクトしているし、「日本の宝」だと思うけど、プロ野球選手としてはそれに甘えちゃいかん。

 あえて付け加えれば、松坂はリハビリ中の5月、ゴルフに興じていたことが発覚して球団からペナルティーを科せられた一件があった。ゴルフくらいで目くじらを立てるな、という意見もあるが、チームとしての一体感を損なう行為だったと思うし、昔なら、というか、僕の恩師である星野仙一さんなら絶対に許さないと思う。

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