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炎鵬、大先輩・琴奨菊に白星 「夢を見ているみたい」 2場所連続の勝ち越しに王手 (1/2ページ)

 ■大相撲秋場所11日目(18日)、両国国技館

 初めて対戦する元大関。相手の琴奨菊(35)=佐渡ヶ嶽=は炎鵬(24)=宮城野=が高校時代の平成23年、九州場所で大関に昇進している。「テレビでよく見ていた人」が目の前で仕切っている。「フシギな気持ちだった」

 幕内出場回数で琴奨菊は、この日で1257回で豪風と8位タイで並んだ。一方の炎鵬は幕内3場所目で41回。11歳年上の琴奨菊から見れば“はな垂れ小僧”だ。

 しかし、相撲は炎鵬のうまさに軍配が上がった。立ち合い、何をしてくるかわからない炎鵬に対し琴奨菊は本来の当たりを封印し様子を見るように立った。炎鵬にとっては願ったりで、踏み込んで左を入れ、右の前まわしを引いて下手投げから崩して寄り切った。

 テレビ解説した元横綱稀勢の里の荒磯親方は感心しきりだった。「左が入って右の前まわしを拝むように取って、左から投げを打ちながら腰を入れて寄っていった。基本に忠実な相撲を取っている」

 これで7勝目。先場所に続いての勝ち越しに王手もかかった。「無我夢中だった。イメージ通りというより思い切っていけた。抱えられないように、左を差されないように自分がいこうと思っていた」と振り返る。

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