記事詳細

楽天買収の台湾球団「イーグルス」への改称はNG?

 19日に台湾プロ野球の人気球団、ラミゴモンキーズの買収を発表した楽天。有力視される新たな愛称には、現地で再考を求める声も出ている。

 20日付の台湾紙「聯合報」は、楽天が16日に現地で申請した「RAKUTEN GOLDEN EAGLES」の登録商標を根拠に、「新球団名は『桃園楽天金鷲』か」と報じた。つまり傘下のNPB球団と同じ「ゴールデンイーグルス」だ。

 在台湾ジャーナリストの鄭仲嵐氏は「ラミゴの現愛称は漢字だと『桃猿(タオユエン)』。つまり本拠地の桃園と発音が同じなんです。ラミゴの前身ラニューが愛称をベアーズにしたのも、本拠地の高雄と発音が同じ『高熊』にするため。地域密着を重視する親会社は、球団名にも強い思い入れがあった」と指摘。

 イーグルスに改称すると、せっかくのダブルミーニングが失われる。鄭氏は「親会社が日本企業に替わっても、桃園市との関係を大事にしていくとアピールしたいなら、モンキーズのままがいいのでは」と提案する。

 台湾プロ野球史上初の外資系球団を発足させる楽天。知名度や信用度のアップを現地での企業活動につなげる狙いだが、現地事情に精通したスタッフの意見もよく聞いた上で、新しい球団名を決めてもらいたいものだ。

関連ニュース