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次戦は世界1位アイルランド “南ア戦以上”の番狂わせ狙え! ラグビーW杯 (1/2ページ)

 本当の見せ場は次戦だ。ラグビーW杯日本大会が20日、東京・味の素スタジアムで開幕。1次リーグA組の日本(世界10位)はロシア(同20位)に30-10で逆転勝ち。目標のベスト8進出へ好スタートを切った。28日の次戦(静岡)の相手は、現在世界1位のアイルランド。4年前の前回W杯の1次リーグ初戦で当時世界3位の南アフリカ(当時日本は13位)を34-32で破り、海外メディアなどに「スポーツ史上最大の番狂わせ」と呼ばれた日本が、自国開催で“最大以上”に挑む。

 ■根付き始めた文化、ファンの心を揺さぶれ

 キックオフのホイッスルが鳴ると、4万5000余の観客を飲み込んだスタンドに地鳴りが起きた。それは日本チームへの期待と同時に、かつてラグビー弱小国だった日本で世界のラグビーの祭典が開催されたことへの喜びの声でもあった。

 スタンドのムードに固くなったのか、日本はロシアのキックをファンブルして攻め込まれ、先制トライを許した。

 しかし、普段のペースを取り戻し、ボールが手につき始めると、速い展開から次々と走り込み、11分にWTB松島幸太朗(26)=サントリー=がトライ。38分にも松島が快足をとばして飛び込み逆転した。松島は後半にも3本目のトライを挙げ、一気にスターダムにのしあがった。

 後半は完全に日本ペース。ロシアの突進をことごとく止め、相手はキックしか攻め手がない。日本はそのキックを受けると、すぐに走りこんでくる選手にパスしカウンター攻撃で切り返したほか、テンポの速いパス回しで圧倒。ロシアを1PGだけに抑えて順当に勝った。3トライ差以上のボーナスポイントも取り勝ち点5を獲得したのも今後につながる。