記事詳細

阿部、巨人史上初の捕手出身監督へ 恩師・須藤豊氏がエール「自分のカラー出せ」 (1/2ページ)

 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部慎之助捕手(40)。球団史上初の捕手出身監督誕生へ、恩師の須藤豊氏(夕刊フジ評論家)がエールを送る。

 阿部は25日、都内で行われた会見で「将来のことを僕が思っている以上に監督が考えてくれて納得できた」と引退を決意した経緯を説明。現役続行を望んでいたが、優勝翌日の22日・ヤクルト戦(神宮)前に話し合い、来季からの指導者転身を促された。監督人事で親会社の意向は無視できないが、原監督は全権監督の発言力があるうちに、阿部に指揮権を引き継ぐ道筋をつけたい考えだ。

 日本で最も長い85年の球団史で、歴代13人の監督にプロでの捕手経験者は1人もいない。これは12球団で唯一の例外だ。他球団では阪急・上田利治、西武・森祇晶、ヤクルト・野村克也ら日本一に導いた捕手出身の名将もおり、現職では阪神・矢野監督がいる。

 須藤氏は「巨人の監督はエースか4番のスーパースターがなるもの。これまでも森、山倉ら名捕手はいたが、攻守のバランスを考えれば阿部が群を抜いて歴代ナンバーワン捕手。もちろん監督の有資格者だ」と認める。

 阿部の入団4年目。当時ヘッドコーチだった須藤氏は「投手が打たれると自分の打席でも引きずり、非凡な打撃がもったいない」との思いから、開幕前に「捕手と打席とで人格を変えろ」と助言した。阿部は「よく分かりました。チェンジですね」と耳を傾けて実践。主軸を張れるスーパー捕手に進化を遂げた。2017年の2000安打の際も、改めて須藤氏への感謝を口にしている。

関連ニュース