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【オヤジのためのサッカー塾】堂々の初先発! 名門A・マドリードが脅えた「久保建英の左足」

 堂々の初先発だったと思います。サッカーのリーガ・エスパニョーラ第6節(25日)で、日本代表MF久保建英(18)が初先発フル出場を果たしました。

 試合は0-2で完敗。本人はゴールも、アシストもないという結果だけをみると、おい大丈夫か? ということになるだろうと思います。しかし、この日の相手はあのアトレティコ・マドリードです。リーガ・エスパニョーラの超強豪です。18歳ですよ、久保は。その相手に堂々と渡り合っていました。

 シュートチャンスがありましたよね。後半2分でした。中盤で久保がボールを拾い、味方に預けてから右サイドをゴール前へ駆け上がりました。MFダニー・ロドリゲスのスルーパスに得意の“判断力”で反応しシュートにいきました。本来なら得意の左足でのシュートになるはずでした。

 しかし、実際には右足でシュート。それも右ポストを直撃して跳ね返り、相手GKのお尻にヒット。結局ゴールにはなりませんでした。どうして左足でシュートを打たなかったのか。実はここがポイントで、A・マドリードぐらいのレベルになると、『久保の左足』はやっかいだと、あらかじめイメージされていました。そうなると敵は「久保には左足で決定的な仕事をさせない」と意識して守ることになる。この試合に90分間フル出場した久保には、左足で絶対仕事をさせないというのが強豪A・マドリードの共通認識でした。これはすごいことです、なんといっても彼はまだ18歳なんですから。

 久保の左足はもはやスペインでも脅威と思われているのです。だから自信を持って、今後は右足でのシュートの精度を上げていけばいい。そうなればもう鬼に金棒です。間違いありません、クボタケのスペイン初ゴールはもう間もなくです。(元J1横浜監督・水沼貴史)

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