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エンゼルス、オースマス監督を電撃解任 後任に“名将”マドン氏急浮上、大谷の「二刀流」変わらずか

 大谷翔平(25)が所属するエンゼルスは9月30日、ブラッド・オースマス監督(50)を解任したと発表した。今季は3年契約の1年目で、エンゼルスは2年連続の監督交代。後任にカブス監督を退任したばかりのジョー・マドン氏(65)が急浮上している。

 エンゼルスは今季、20年ぶりとなる90敗(72勝)を喫してア・リーグ西地区で4位と低迷。地区3連覇を飾ったアストロズに35ゲーム差をつけられた。

 エンゼルスのビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は「すごく難しい決断だったが、別の方向に進む必要があると判断した」とコメント。一方で、「実績のあるマドン氏を監督として迎えられる可能性が出てきたため、急きょ、オースマス監督を切った」と地元では見られている。

 マドン氏は“名将”と呼ばれる監督の1人。2016年にカブスを108年ぶりのワールドチャンピオンに導き「ヤギの呪い」を解いた。17年に史上63人目となる監督通算1000勝を達成。常識にとらわれず、斬新で多様な戦術を持ち、弱小球団を育てる能力はもちろん、短期決戦での采配にも長けていると評判だ。大谷の二刀流にも理解を示すタイプといえるだろう。

 マドン氏とエンゼルスの縁は深い。1976年に、カリフォルニア・エンゼルスのマイナーで捕手としてプレーしたあと、スカウト、打撃インストラクター、メジャーのベンチコーチなどをつとめ、エンゼルス在籍31年の経験がある。

 マドン氏は「あと3~5年は監督をしたい」と意欲を燃やしており、ロサンゼルス・タイムズ紙は「マドン氏はエンゼルスの監督に興味を示している」と報じた。

 ただ、パドレス、ジャイアンツ、パイレーツ、ロイヤルズが監督に迎えたいと望んでいるほか、メッツやフィリーズも参戦する可能性もあり、激しい争奪戦になりそうだ。

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