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【小西綾子のゴルフLIVE byスカイA】「カップが切られる場所」の決め方 演出、フェアな条件など細かくチェック

 「傾斜を使いバックスピンでピンによせてバーディー!」

 トーナメントが最高に盛り上がるシーンですね。そんなシーンを生み出すための重要な要素の一つがピンポジション。つまり「カップが切られる場所」がどのように決められているか、ご存知ですか?

 大会2日目はバーディーがたくさん見られるように、最終日は池越えでスリリングなショットがみられるように…といった演出はもちろん、選手がフェアな条件でプレーできるように、実はとても細かなチェックの上で決められているのです。

 そのポイントはというと…。

 (1)最低でも周囲1メートル以内の芝の状態が悪くないこと! 例えば近くに古いカップ跡やピッチマークなどの傷があると、見栄えが良くない上、パッティングに影響を及ぼす可能性がありますよね。

 (2)カップ周りがなるべく水平であることも重要! 周りに傾斜があると、せっかくいいショットやパットを打っても、入るか入らないかは運の占める割合が大きくなってしまいます。またカップが斜めだと、ピンも斜めになるということ。今年からはルールが変わりピンを立てたままでもパッティングできるので、ピンを真っすぐに立てられるかは大事です。

 最後は水平器を使って「水平」といえる範囲内(だいたい2度以内の傾き)かを確認。

 そのほかにも雨が想定される日は、水がたまらないようグリーンの高い場所にカップが切られます。予想外の雨に、当日の朝、カップの位置を切り替えるということもあるんですよ。

 今週のステップ・アップ・ツアーは「フンドーキンレディース」(大分県)です。ピンポジションがどんなショットを演出しようとしているのか? 選手がそれにどう応えるのか? そんなことを考えながら見るのも、一つの楽しみ方かもしれません。

 ■小西綾子(こにし・あやこ) 2012年からスカイAゴルフ中継のLPGAステップ・アップ・ツアー中継のレポーターに。現在はレギュラーツアー、レジェンズツアーなども担当。実況、レポーターを務める。

 『スカイAゴルフLIVE』は、LPGAステップ・アップ・ツアー全大会独占配信やレッスン番組などゴルフコンテンツが楽しめる動画配信サイトです!(月額1000円など)

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