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ドラフト超不作浮き彫りで…巨人・原監督“くじ運”の悪さ大打撃?

 巨人は4日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開いたが、指名候補が例年より少ない超不作ぶりが浮き彫りになった。

 長谷川スカウト部長は金の卵への挨拶で全国を行脚中。2日は創志学園高(岡山)の西純矢投手と面談した。「去年すごくマウンドで吠えたような印象は全然なく、おとなしい感じでちょっと拍子抜け」と冗談めかしつつ、「いいでしょ、彼。打者に向かっていく姿勢とか。一番(原)監督が好きなタイプじゃない?」と高く評価した。

 前日3日は星稜高(石川)を訪問。奥川恭伸投手と対面し、「ものすごく指が長くてびっくり。今まで見た投手の中でも日本人では傑出してるんじゃないかな」と貴重な生情報を入手した。

 7日には大船渡高(岩手)の佐々木朗希投手と面談予定。奥川、佐々木、明大・森下暢仁の3投手が巨人スカウト陣の“クロス評価”でも突出しており、最終決定権を持つ原監督も「一気に3人獲れるなら獲りたいね。それくらい3人ともずば抜けた素材」と語るほどだ。

 ただ、巨人が1位級と位置づけるのは8選手のみ。長谷川部長は「どうしても(競合して)くじになることがあるから、その下の(評価の)子たちも考えて、上げていかないと」と思案顔だ。そもそも候補リストには約60人しか残っておらず、球団側が「指名はこれくらいの人数だとありがたい」と提示した上限枠にも、「正直そこまで多くはどうかな」と届かない見通しを明かした。

 これほどの不作だと、1位の本指名を獲り逃がすダメージは例年以上に大きい。昨秋もドラフト1位の抽選で2連敗し、通算1勝8敗の原監督が当たりくじを引けるか。(笹森倫)

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