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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】南野拓実はシュートの“引き出し”もつ男 昨季CL王者から奪ったダイレクトボレー

 今月のW杯2次予選(10日・モンゴル、15日・タジキスタン)ではMF南野拓実(24)=ザルツブルク=に期待しようじゃありませんか。

 世界中が注目する欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2節(2日)で、昨季優勝したリバプールから敵地で自身初のCLゴールを決めました。

 後半11分、左からのクロスをゴール中央で合わせた右足のダイレクトボレーでした。GKの脇を抜きゴール左にビシッ。彼にとってはエポックメーキングになる一撃ですね。欧州での評価がぐんぐん上がるはずです。

 ボレーシュートの極意はインパクトです。やってはいけないことは“ふかす”こと。よく見ますよね。ポーンと上に跳ね上がってポストの上に外れるシーンを…。

 そうならないためにはどうするか。脚を振るのではなく、この南野のシュートのように、自分の足首を『壁』にするようなイメージでブレないようすることが大事。これでバシッとインパクトすれば“ふかす”ことはありません。南野のシュートはしっかりインパクトしているからGKも抑えきれませんでした。

 この日発表された代表メンバーには不動のエース大迫勇也(ブレーメン)が負傷のため招集されていません。その代役が南野だと位置づけたくなるかもしれませんが、それは少し違います。

 南野はシュートの“引き出し”をたくさんもっている選手です。森保ジャパンではNO・1でしょう。ペナルティーエリアに入って“七色のシュート”を打ちまくってもらいたいですね。大迫とは違う南野らしさがあると思います。

 昨季欧州CLチャンピオンから奪ったダイレクトボレーの自信は大きいでしょう。あんなに喜んだ南野は初めてでした。最高のコンディションで代表戦に帰ってきてくれるはずです。(元J1横浜監督・水沼貴史)

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