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ラグビーW杯・日本代表、今夜決戦 サモア撃破へ! ジェイミー流2段ロケット 「練習量世界一」が支える戦法 (1/2ページ)

 ラグビーW杯で開幕2連勝と好調な日本(世界ランク8位)は5日、愛知・豊田スタジアムでサモア(同15位)と対戦。巨体軍団を撃破する必勝戦略について、スポーツジャーナリスト・柏英樹が熱筆をふるった。

 今大会、冴え渡っているのは、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の戦略だ。中心選手を思い切って先発から外す起用法は、ベテランや故障者を抱えた日本を最大効率化して機能させている。ベスト8進出の決め手となるか。

 サモア戦にあたり、ジョセフHCは「後半にインパクトプレーヤーを投入して一気に勝負に出るため経験豊かな選手を控えに回した」説明した。

 堀江翔太、福岡堅樹(ともにパナソニック)、田中史朗(キヤノン)らが先発から外れベンチスタートになった。

 常々、ジョセフHCは「ベンチの層を厚くしたい」と言っていた。まず大会前の数次にわたる強化合宿で徹底的に走り込ませ「練習量世界一」と選手が悲鳴を上げるほどのハードワークを課した。スタミナは十分つけた。

 相手がバテてくる後半に元気一杯に攻めて突き放す。そのためにはスタミナをつけたとはいえ体力の落ちたベテラン、故障上がりの選手を後半まで温存し最後を締めようというわけだ。

 もちろんこれをやるには先発する若手の底上げが条件。堀江の後釜フッカーの坂手淳史(パナソニック)、姫野和樹(トヨタ自動車)、流大(サントリー)、松田力也(パナソニック)ら若手が順調に伸びたことで層が厚くなり“ジェイミー流”の2段ロケット戦法が実現したのだ。