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【江尻良文の快説・怪説】カネやん悼む 夕刊フジ記者が見たONも脱帽の猛練習、徹底した食管理 (1/2ページ)

 プロ野球歴代最多の通算400勝を誇り、ロッテ監督も務めた金田正一(かねだ・まさいち)さんが6日午前4時38分、急性胆管炎による敗血症のため都内の病院で死去した。86歳。愛知県出身。通夜・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は長男・賢一(けんいち)氏。後日「お別れの会」を行う予定。

 金田氏と、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督&ソフトバンク・王貞治球団会長のONコンビには秘話がある。

 1978年に3人が中心となって発足したのが、日本プロ野球名球会。「縦割りの球団別OB会でなく、12球団を横断する平等なOB組織」(長嶋氏)という当時としては革命的な組織だったが、一方で、ONから球界の大先輩の金田氏に対する“恩返し”という意味合いもあった。当時は金田氏にとって不遇の時代で、ONは金田氏の名誉挽回のために名球会のトロイカ体制のトップに据えたのだ。

 現役時代、国鉄(現ヤクルト)から巨人に移籍してきた金田氏の壮絶なトレーニングを目の当たりにしたONは、異口同音にこう絶賛した。「カネさんのとんでもない猛練習を見て、自分は甘いと思った。食事を大事にする気配りにも驚いた」

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