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強豪スコットランド撃破のカギは必殺技「姫野ジャッカル」! あり余る馬力で“手加減”命じられた過去も ラグビーW杯 (1/3ページ)

 ラグビーW杯で3戦全勝の日本(世界ランキング8位)は、スコットランド(同9位)との1次リーグA組最終戦(13日午後7時45分開始=横浜日産スタジアム)に臨む。187センチ、108キロの日本人離れした体格とイケメンで人気急上昇、次期代表主将候補といわれるリーダーシップまで兼ね備えているのが、NO8姫野和樹(25)=トヨタ自動車=だ。今大会3試合連続フル出場中。左足を痛めてスコットランド戦欠場説も流れたが、姫野の得意技「ジャッカル」が炸裂するかどうかが勝敗を大きく左右する。(スポーツジャーナリスト・柏英樹)

 気は優しくて力持ち、しかもイケメン。人気急上昇中の姫野は、5日のサモア戦(豊田)でも活躍。出身地・愛知での試合とあって、「姫野」コールがひっきりなしに湧き起こった。

 後半13分にラインアウトからモールを押し込み、インゴールで押さえてトライを決めたのをはじめ、強靭な肉体を前面に押し出してくるサモアにも当たり負けしなかった。

 この姫野が得意としているのが、相手からボールを奪い、ピンチを一瞬にしてチャンスに変える「ジャッカル」と呼ばれるプレーだ。

 タックルされた相手選手に対し「立ったまま」でボールを奪いに行く行為。南アジア、中東、アフリカに生息するイヌ科の動物「ジャッカル」が後ろ足2本で立って捕食する様子になぞらえたといわれる。

 タックルされた相手がボールを地面に置こうとするとき、手を伸ばしてボールをもぎ取る。直接ボールを奪って味方ボールにしてしまう「ターンオーバー」に加え、相手の「ノットリリースザボール」(寝ころんだ状態でボールを放さない反則)を誘発して攻撃権を奪うこともできる。姫野は5日のサモア戦で少なくとも2つのジャッカルを決めた。

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