記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】やっぱりトップが明暗分ける「IT企業球団」 ともに日本一経験も… 楽天監督「1年で解任」なぜ多い (1/2ページ)

 同じIT企業を親会社にするソフトバンクと楽天。球界参入も同じ2005年なのに、新時代の令和元年でも明暗を分けている。リーグ優勝5回・日本一5回のソフトバンクに対し、リーグ優勝・日本一1回の楽天。その差は監督人事にある。

 西武にリーグ連覇を許しながら、ソフトバンクは今季も2位から2年連続でクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで下克上。日本シリーズ進出を決めた。

 一方の楽天は平石新監督が昨季の最下位から、激しい3位争いを制してCSファーストステージに進出したのに、1年で解任。後任として三木2軍監督の昇格を発表した。続投が当然なのに、不可解な人事に球界関係者は困惑している。

 もっとも、ワンマンの三木谷オーナーを頂点とする楽天では、珍しい監督人事ではない。球団創設1年目の05年限りで、初代の田尾監督を1年で解任。監督本人は当然のこと、地元仙台のファンも怒る異常事態だった。あわや100敗の97敗という大独走最下位も、想定内だったからだ。

 ダイエーを買収したソフトバンクと違い、楽天は新規参入。主力はオリックスが近鉄を吸収合併して余った選手たちで、誰が監督だろうと戦力不足は歴然だった。

関連ニュース