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【須藤豊のいごっそうが斬る】巨人・坂本勇のコンバート案が浮上? 原監督が明かした意外な後継者候補とは

 今季セ・リーグMVPは40本塁打を放った巨人の正遊撃手、坂本勇人内野手(30)で異論ないだろう。攻守の要として、また主将として、チームを5年ぶりのリーグ優勝まで牽引した。

 ただ、足腰の勤続疲労から守備範囲が年々狭くなっている。10日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦前。東京ドームで原辰徳監督(61)と話した際、「坂本はもうコンバートを考えてはどうか。つぶれてしまったら、せっかくの打撃がもったいない」という話題になった。

 昨秋に復帰した原監督は初仕事のドラフトで、遊撃手の大阪桐蔭高・根尾を1位指名している。競合して中日にさらわれたが、編成トップを兼ねる全権監督にも、近い将来の坂本の配置転換が念頭にあるのは確かだ。

 もちろん坂本クラスとなると、後継者は一朝一夕には育たない。そこで当面の対策として「中南米出身の強肩で、しっかり守れる遊撃手を補強してはどうか。本塁打の量産までは高望みせず、巧打タイプなら米マイナーリーグでも見つかるはずだ」と提案してみた。

 すると原監督は次代の遊撃手候補として意外な名前を挙げた。「下(ファーム)に増田って楽しみな遊撃手がいるんですよ。今年はケガをしてしまいましたけど」。今季走塁のスペシャリストとして活躍した増田大輝(26)ではなく、ドラフト2位ルーキーの増田陸(19)のことだ。

 茨城・明秀日立高で指導を受けた金沢成奉監督は、坂本の青森・光星学院高(現八戸学院光星高)での恩師でもある。関西から野球留学し、入団時の背番号も同じ「61」。経歴もよく似た「坂本2世」にかかる期待を踏まえ、17日のドラフトで巨人がどんな指名をするかを楽しみにしたい。(元巨人ヘッドコーチ・須藤豊)

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