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巨人が4勝3敗と予想! “守り負けない事”が重要…キーマンは先発の軸・山口俊! プロ野球・日本シリーズ大予想 須藤豊氏 (1/2ページ)

 ■故障上がりの菅野は1試合に集中

 セ・リーグのCSは予想した通り、巨人が順当に勝ち抜いた。一方、パ・リーグは西武優位とみていたが、ソフトバンクが4連勝で下克上。公康(工藤監督)の1球にかける思い、しぶとさが上回った。長丁場のレギュラーシーズンで今の西武を優勝させるには、選手にある程度任せる辻監督の采配が効果的だったが、短期決戦ではどうしても淡泊に映った。

 投手出身の監督と、野手出身の監督。カラーの違う対決は日本シリーズでも続く。原と公康といえば、1994年の日本シリーズを思い出す。長嶋監督率いる巨人が4勝2敗で西武を下したが、私は巨人のヘッドコーチとしてベンチにいた。

 初戦は完敗。第2戦で西武先発の公康に対し、初回先頭グラッデンの打球は平凡な三ゴロだったが、三塁鈴木健のトンネルで出塁。2死二塁から4番原が先制適時打を放った。巨人先発の槙原は虎の子のリードを守り切り、1-0で完封勝ちを収めた。

 公康はわずか2安打の好投も負け投手に。物覚えのいい男だから、この苦い教訓を生かして守りを重視してくるだろう。

 3年連続日本一に挑むパの常勝軍団に対して、日本シリーズ初出場の選手も多い巨人だが、4勝3敗と予想したい。そのためにはまず、守り負けないことだ。カギになるのが先発の軸、山口の奮投。CSの投球は、肘の位置がシーズン中より高く、内容もよかった。フォークに頼らず速球で押したからこそ、フォークの威力が増していた。初の大舞台でも楽しみだ。

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