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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「肥」》姉妹で東京五輪へ 厳しい道を選択した空手の染谷香予 (1/2ページ)

 2020年東京五輪で、新たに実施競技となった空手で、姉妹で出場を目指している選手がいる。組手女子68キロ級の姉、染谷香予と同61キロ級の妹、真有美だ。2人ともほぼ体格は似ているが、姉は妹と一緒に五輪へ出場するという夢をかなえるため、あえて上の階級で戦うという厳しい道を選択した。

 空手の組手女子は通常、50キロ、55キロ、61キロ、68キロ、68キロ超の5階級だが、東京五輪では55キロ、61キロ、61キロ超級の3階級で行われる。このため、代表は50キロと55キロが「55キロ級」に、68キロと68キロ超が「61キロ超級」に統合して選出される。

 68キロ超には、16年の世界選手権で優勝し、五輪でメダル候補の植草歩がいる。五輪出場への道が険しくなるため、姉の香予は61キロ級に落とす選択もあった。しかし、妹と同じ階級になるのを避けるため、自分よりも体重が“肥えている”相手と戦う68キロ級にとどまった。

 日本武道館で開催された9月の「プレミアリーグ東京大会」は、東京五輪出場のためのポイント対象大会。植草が金メダルを獲得した一方で、姉の香予は3回戦で敗退。18年7月からスタートした国際大会の成績に基づく五輪専用ランキングは、植草にさらにリードを広げられる形になった。

 一方、妹の真有美は銅メダルを獲得。五輪出場に向けて大きなポイントを獲得した。姉妹での五輪出場について、妹の真有美は「お互いに道は険しいが、だからこそどんなときも折れずに2人で頑張ろうと思う。結果が出ても出なくても『最後まで頑張り抜こう』と話している」と語る。