記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「肥」》姉妹で東京五輪へ 厳しい道を選択した空手の染谷香予 (2/2ページ)

 姉妹の練習拠点は同じ帝京大。2人で暮らしており、合宿や遠征先の宿泊施設でも同部屋だという。姉の存在について、妹の真有美は「友達といるような感覚で、あまり衝突することはない。私にとって姉は憧れ」と話す。アドバイスをもらうことも多く「姉は気持ちが強くて自分の技をしっかり出し切るタイプ。私は気持ちの面で消極的になってしまうことがあるので、自信がなくなったとき、姉が私の長所を教えてくれて励ましてくれる」と心の支えになっている。

 姉が上の階級に残る決断をした際、妹の真有美は「(自分と同じ階級で戦うことを)気にしないでほしい」と伝えた。しかし、姉の香予は「2人で(五輪に)出ないと意味がないから、私が中量級にいく(階級を下げる)ことは絶対にない」と譲らなかったという。姉の決断について、妹の真有美は「姉は中量級に落としたかったと思うが、私がいるから重量級で戦うという厳しい方を選んでくれた。姉がそれだけの覚悟をしたからには、自分も絶対に(五輪に)出なくてはいけないと思った」と決意した。

 空手の五輪代表の選考レースは佳境を迎えている。「(東京五輪出場は)自分の目標だけではなく、家族の目標。姉妹で出場して金メダルを取ることが夢」と妹の真有美。姉妹の戦いは続く。(K)

 子供に空手を習わせたいと本気で考えているプロ野球担当記者。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。10月のお題は「肥」です。