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【松本秀夫 プロ野球実況中継】選手はドキドキ!? ドラフト直前にスカウト6人勢ぞろいで…

 いよいよ17日はプロ野球のドラフト会議。大船渡の佐々木朗希投手、星陵の奥川恭伸投手の交渉権を引き当てるのはどの球団でしょうか。

 会議を目前に控えた14日、神宮球場の法大-慶大戦のスタンドで面白い光景に出くわしました。某在京球団のスカウトが部長以下6人勢ぞろいしていたのです。

 これだけのお歴々が集まるということは、上位指名選手の最終チェックなのか? 慶大には郡司裕也捕手、法大にも宇草孔基外野手ら、ドラフトにかかりそうな選手がいます。

 でも、私の見立ては間違っていたようです。

 「この時期になれば、上位指名選手はほとんど決まっていますよ。それだけのスカウトが集まっていたのなら、むしろドラフトにかけるかどうか、当落線上の選手の見極めじゃないですか?」と教えてくれたのは、現役時代に俊足巧打の外野手として鳴らし、大洋・横浜で17年間にわたってスカウトをされていた中塚政幸さん(74)。

 6人がいったい誰を見極めていたのかは謎ですが、学生からすれば運命の分かれ道。

 ちなみにこの試合は3-1で慶大が勝利。アピール度は投高打低でした。この日の結果が全てではないものの、スカウト=試験官が見ている前でのプレーはやはり緊張が伴うでしょうね。

 前出の中塚さんはおっしゃいます。「僕らの時代は情報がなかったから、自分がドラフトにかかるかどうかもわからなかった。ましてや試合をスカウトが見ているなんて、考えたこともなかったなぁ」。良きにつけ悪しきにつけ、情報過多の時代。一人でも多くの選手の希望がかなえられますように。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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