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南ア出身3選手、日本代表を選んだそれぞれの事情 松島「強い国を倒したい」 ラグビーW杯 (2/3ページ)

 南ア生まれで日本人の母を持ち、5歳で日本国籍を取得、6歳のときに日本に移住し人生の大半を過ごした松島。高校卒業後南アに渡り、南アのU-18代表メンバーに入り、南ア代表への道が開けたが、「長くいた日本の代表となって強い国を倒したい」との気持ちから帰国の道を選んだ。いまや、福岡堅樹(27)=パナソニック=との快速“フェラーリコンビ”は快進撃を続ける日本代表の代名詞となりつつある。

 ピーター・“ラピース”・ラブスカフニ(30)=クボタ=と、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(30)=NTTドコモ=はともに、南アでは体のサイズが足りないと活躍の場を日本に求めてきた。

 チーム内では専らミドルネームの「ラピース」で呼ばれているラブスカフニは、南アのチーターズ、ブルズなどで活躍していたフランカーだが、189センチ、105キロ。日本なら大柄だが、南アでは普通。実際、南アのフランカーのデュトイは200センチ、119キロだ。

 ファンデルヴァルトも188センチのロック。200センチ以上のロック陣がそろう南アに入ったら“小柄”なのだろう。南アが世界一フィジカルに恵まれたチームだということがわかる。

 ならば日本へと、ラブスカフニは2016年に来日、クボタに加入。トップリーグでラブスカフニのプレーを見たジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は躍り上がった。「こんな素晴らしい選手が残っていたとは…。W杯の秘密兵器だ」

 母国では南ア代表寸前まで行ったが、試合には出られなかった。堅実なプレーに加えリーダーシップにも富んでいる。リーチが本調子でないときにはゲームキャプテンも任される。

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