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世界の勢力図塗り替えた! 南アに完敗も…日本、強豪10カ国「ティア1」2度撃破 「にわかファン」激増で認知度向上 ラグビーW杯 (1/3ページ)

 快進撃もついに止まった。ラグビー日本代表は20日、東京・味の素スタジアムで行われたワールドカップ(W杯)準々決勝で強豪・南アフリカと対戦。激しいタックルと果敢な攻めで前半3-5と食い下がったが、後半は身体能力に勝る相手に押され、3-26で完敗。この結果、日本の世界ランキングは過去最高の6位から8位に下がり、南アは4位のまま。とはいえ史上初のベスト8進出を果たした日本の戦いぶりには、4万8831人の大観衆から拍手が送られたのをはじめ、列島中が感動。競技の認知度を爆発的にアップさせた功績は大きい。

 試合が終わっても観客は席を立とうとせず、桜の戦士たちに拍手と歓声を送り続けた。泣いている人もいた。この1カ月、日本ラグビーが列島を沸かせ、スクラムもトライも知らなかった老若男女が「リーチだ」「松島すごい!」と騒ぎ、にわかラグビーファンがあちこちにあふれた。

 最初は「にわか」で構わない。このスポーツの魅力を全国に知らしめた功績はとてつもなく大きい。

 1次リーグA組ではアイルランド、スコットランドといった伝統ある強豪国を破り、4戦全勝で通過。初めてベスト8の景色を見せてくれたことは、日本のラグビーファンを狂喜させ、世界に衝撃を与えた。

 「“ティア1”のアイルランドとスコットランドを倒した。大会の運営やおもてなしも素晴らしく、日本の皆さんは誇りに思ってほしい」。南アのヨハン・エラスムスヘッドコーチ(HC)は、試合後の会見でこう称えた。