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【江尻良文の快説・怪説】巨人に対する怒りを忘れないため? 王会長「背番号89」の都市伝説 監督時代の“総決算”ようやく (1/2ページ)

 ONシリーズ以来19年ぶりのジャイアンツとの再戦で、なんと4連勝スイープ。ソフトバンク・王貞治球団会長(79)は、長嶋茂雄終身名誉監督(83)率いる巨人に雪辱を果たし、監督時代の総決算をようやく終えた。

 「王さんがホークス監督時代に背番号89を付けたのは、巨人に対する怒りを忘れないためだ」

 こんな都市伝説めいた噂話がある。一般的には「背番号89(ヤキュー)は野球一筋に生きている王さんらしい」と解釈されていたが、本拠地福岡の一部で異説がささやかれているのだ。

 王会長の巨人監督在任は1984年(昭和59年)から88年(同63年)までの5年間で、87年にリーグ優勝し、Bクラスは1度もなし。本人は89年以降も指揮を執り、選手の若返りを完成させる意向だったが、伝えられたのは全く予期せぬ、契約満了を理由とする事実上の解任だった。

 これには75年(同50年)から6年間巨人監督を務め、電撃的に解任された長嶋氏も憤激した。「オレだけでなく、ワンちゃんにまで何をするんだ」と。

 その後、長嶋氏は日本初のサッカープロリーグとして誕生したJリーグの人気に対抗するため、93年に巨人監督に復帰。95年のダイエー・王監督誕生の引き金になった。王会長は「長嶋さんが巨人に復帰したことが、ホークス監督を受諾するきっかけになったのは確かだ」と認めている。

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