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【江尻良文の快説・怪説】巨人4連敗で…G党共に頭を抱えるNPB関係者

 今年の日本シリーズがソフトバンクの4連勝スイープで終わり、ガックリしたのは、7年ぶりの日本一奪回を期待していたG党だけではない。主催者の日本野球機構(NPB)関係者もショックを隠せない。

 第4戦の試合前から「4試合で終わったら、ボーナスが出なくなるよ」と悲痛な声があがっていた。というのも4試合で終わってしまうと、出場両球団、選手への分配金がメインになり、NPBの収入は最小限度になってしまうからだ。

 「5試合やってくれればそこそこ、最低限の収入にはなる。最大第7戦までとは欲張らないが、6試合やってくれれば御の字」

 これがNPB関係者の本音である。一番直近の4連勝スイープは2005年。バレンタインロッテが岡田阪神を一蹴している。

 以降は以下の通り。06年=ヒルマン日本ハム4勝1敗(対落合中日)、07年=落合中日4勝1敗(対ヒルマン日本ハム)、08年=渡辺西武4勝3敗(対原巨人)、09年=原巨人4勝2敗(対梨田日本ハム)、10年=西村ロッテ4勝2敗1分(対落合中日)、11年=秋山ソフトバンク4勝3敗(対落合中日)、12年=原巨人4勝2敗(対栗山日本ハム)。

 13年からはパ・リーグが日本シリーズ6連覇で13年=星野楽天4勝3敗(対原巨人)、14年=秋山ソフトバンク4勝1敗(対和田阪神)、15年=工藤ソフトバンク4勝1敗(対真中ヤクルト)、16年=栗山日本ハム4勝2敗(対緒方広島)、17年=工藤ソフトバンク4勝2敗(対ラミレスDeNA)、18年=工藤ソフトバンク4勝1敗1分(対緒方広島)と圧倒的だが、第4戦決着は久しぶり。

 NPBにすれば、14年ぶりの事態にG党同様、頭を抱えるのは当然だろう。(江尻良文)

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