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渋野日向子、賞金女王へ“その気”6位タイ急浮上! 「この試合が大事」と猛チャージ

 ■国内女子ゴルフ「マスターズGCレディース」第2日(25日、兵庫県マスターズGC=6510ヤード、パー72)

 “しぶこチャージ”だ。1オーバーの49位タイから出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は15ホールを消化し6バーディー、1ボギー。悪天候による中断を経て「プロ入り後初めて」という日没サスペンデッドとなり、残り3ホールは26日に持ち越されたが、通算4アンダーで暫定6位タイに急浮上した。

 悪天候の影響で2時間36分遅れ、まだ雨の残る正午頃スタート。いきなり、出だしの1番(パー5)でティーショットを左へ曲げ、男性ギャラリーを直撃するアクシデントに見舞われたが、跳ね返ったボールはフェアウエーに。“被害者”にはボールにサインして渡し謝罪。3打目をピン手前約2メートルにつけてバーディーを奪い、「他のお客さんも『僕にも当てて』とか言ってて…」と屈託ない笑顔を浮かべた。

 その後は我慢のゴルフが続いたが、9番で2つめのバーディーを奪うと、折り返してからは4バーディーを奪う猛チャージ。一気に優勝争いの圏内に食い込んだ。

 賞金ランキング2位に付け、約600万円差で1位の申ジエ(31)=韓国=を追っている。「賞金女王になるためにはこの試合が大事」と“その気”である。

 前日首位の稲見萌寧(20)=都築電気=が3ホールを残して通算10アンダーで暫定首位。申ジエは7アンダーの2位タイで、渋野の爆発力をもってすれば、残り2日間39ホールあれば十分射程圏内だ。

 不振にみえた前日も「パッティングの感触はよかった」と前向きだった。この日はショットの精度が上がり、「ベタピンで付いたところもあって、修正できた。いい感じ。今日の感触を忘れないように、あと2日いい形で終わりたい」と自信がみなぎってきた。