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テコンドー協会、金原会長の後任は金原会長!? 岡本副会長は警戒「何かたくらんでいる気がする」 (1/2ページ)

 強化方針などをめぐり混乱が続く全日本テコンドー協会が28日、緊急理事会を行い、金原昇会長(65)以下の全理事の辞職を決議。ところが後任の最有力候補も金原会長というから、切なすぎるほどの人材難だ。

 総辞職で一気に組織改編へ動くかと思いきや、そう簡単にいかないのがこの組織の闇の深さ。そもそも今回の引き金を引いたのは、金原会長本人なのだ。

 外部有識者による「検証委員会」(委員長=境田正樹弁護士)も「今月8日の理事会後、私が境田先生にお会いしてお願いした」と説明した同会長が、「再任」されるという声は根強い。

 検証委はこの日から協会関係者へのヒアリングをスタート。境田弁護士はスポーツのガバナンスの権威で、分裂していたバスケットボール界を、日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン(82)とともにBリーグに再編させた実績を持つ。金原会長にも1時間半ほど聞き取りを行ったが、「われわれが知らないことがまだ多い」と再度のヒアリングを示唆した。

 金原会長は自身の「再任」の可能性については「たら、ればは答えない」としたものの、「一から全部、見直していくんです。何の混乱もないのですから」と協会改革に意欲満々だった。

 五輪出場経験がある岡本依子副会長(48)は、8日の理事会で自身が提案した理事総辞職が決議されてもなお、「何かたくらんでいる気がする」と金原会長への警戒を崩さない。この日も「また告訴するとか言われるのではないかと、来るのがとても怖かった」というが、「会長をはじめみなさんとても優しかった。初めて副会長とも呼ばれた」と拍子抜け。「何か魂胆があるに違いない。周りの人たちから気をつけてと言われている」と、両者には信頼感のかけらもない。

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