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大坂なおみ「成長」の1年 ファイナル棄権も、プレッシャーに打ち勝ち

 女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルのシングルスで世界ランキング3位の大坂なおみ(22)が29日、1次リーグA組第2戦を前に右肩負傷で棄権した。中国の深●(=土へんに川)の会場で会見し、「初戦(27日)を勝った後に(古傷が)悪化しサーブを打てなかった。優勝したかったので残念」と話した。

 来年の初戦となる1月初めのブリスベン国際(豪州)での復帰を目指す。今月6日までの中国オープンでツアー2大会連続優勝を果たしたが、決勝のときから痛みがあったという。

 アップダウンの激しかった今年の大坂。CNNのインタビューでは、昨年の全米オープンと今年の全豪に勝ち、世界ランク1位に上り詰めたことがプレッシャーとなったことを明かしている。

 「世界No.Iという立場をどう受け止め、どう振る舞っていいか分からなくなった」。全仏は3回戦で敗退。ウィンブルドンは初戦で敗れ、全米では4回戦で敗れた。

 「すると、これまで私を取り巻いていた人たちが去って行った。でも、それで逆に私の中で火がついた」

 「このまま消えたくない。何か遺産を残したいと思うようになった。全米のあと、私にはテニス以上にしたいことはないということが改めて分かった」

 右肩が治れば来年の快進撃をまた期待できそうだ。