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【清水秀彦 そういうことだろ~】“低迷”浦和レッズ、ACL決勝進出もJリーグは9位… “常勝”鹿島アントラーズの差

 --浦和が2年ぶりにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝に進出。対照的にリーグ戦では9位を低迷中

 清水「おかしな話だよな。ここまで差が出るチームは過去にないよ」

 --2部落ちはないだろうが、入れ替え戦のプレーオフ圏内(16位)とは勝ち点差5しかない

 「さすがにプレーオフはないとは思うけどな(苦笑)。ACLに優勝したとしても、とても手放しでは喜べないぜ」

 --ここ数年浦和のサッカーがつまらなくなったともよく耳にする

 「そりゃ、そうさ。広島の監督をしていたペトロヴィッチ=現J1札幌=を連れてきて、毎年広島の主力を引き抜いてきただけだもん。そして今度は、鹿島で3冠を取ったことがあるからってオリヴェイラ監督を連れてきた。どんなサッカーをやりたいのか土台がないから、負けが込むとすぐに監督をクビにする。悪循環だ」

 --今季の浦和はFW興梠が軸

 「そうさ。興梠が前所属していたのは…」

 --鹿島アントラーズ

 「だろ~?(苦笑)。浦和にはこういうサッカーをしたいというビジョンがないんだよ」

 --なるほど

 「それに引き換え鹿島は、この間フロントに聞いたんだが、チーム作りは“5年周期”でやっているといっていた。世代交代期は、たとえチーム成績が不振でも我慢すると言っていた。常に勝つことが一番なんだけど、こういう視点があるかないかが、鹿島と浦和の差だと思うね」

 --浦和の進むべき道は

 「アジアだけで強いクラブではなく、世界の誰もが知っている強いクラブを作らなきゃ。それはやっぱり浦和がなるべきだと思う。身の丈にあった経営なんて言わないで、お金を使って、アッと驚くことをやって、憎らしいほど強いクラブを作ってほしいよ」(元J1仙台監督・清水秀彦)=聞き手・久保武司

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