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巨人「ポスティング移籍」解禁か 菅野が来季終了後にも…? 原監督「かたくなにダメというのもおかしな話」 (1/3ページ)

 巨人の球団方針が一大転換だ。原辰徳監督(61)が4日、ポスティングシステム(入札制度)を利用した海外移籍を、条件つきで容認する意向を示した。巨人はこれまで同制度での移籍を認めない姿勢で一貫してきたが、編成トップを兼ねる全権監督が「選手もあれだけ頑張ったから希望が通ったんだ、という特例はあってもいい」と重大発言。米大リーグ挑戦を視野に入れるエース、菅野智之投手(30)の“解禁”は、最短でも海外FA権を取得する2021年オフとみられていたが、来季終了後に1年前倒しされる可能性が出てきた。(笹森倫)

 日本シリーズでソフトバンクに完敗したのを契機に、セ・リーグ再興へのアイデア発信を活発化している原監督。川崎市・ジャイアンツ球場での秋季練習が最終日を迎えたこの日は、ドラフトを巡る一部球団の不穏な動きに牽制球を投げた。

 「たとえば高校生を獲るときに、『じゃあ何年でポスティングで米国に行かせるから』とか、もしそういうのを契約に入れていたら重罪だよね。(選手側も)『それだったらプロに行こうか』というのがもし起こっているのなら、重罪だよな。日本の野球界に、NPB(日本野球機構)に対して発展というものを思ってやっているのか」

 あくまで「もし」と仮定の形をとったが、メジャー志向の有力なドラフト候補に対し、一定期間を過ぎたらポスティング移籍を認める“密約”が、交渉権獲得の可能性を高める武器として横行している疑惑を示唆。“密約”を拒む球団に「指名お断り」を事前通告すれば、ドラフト1位での競合数を絞れるのだ。

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