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清原和博“球界復帰”は早すぎる!? 元巨人同僚・野村貴仁氏が糾弾「何でもかんでも許されると思ったら大間違い」 (3/3ページ)

 野村氏は現在、「三足のわらじ」を履いて生計を立てている。出身地の高知で1年前からリフォームなどを手がける建築会社で働き、今年6月からは土地を借りて農業にも携わっている。「これまでにお米、トウモロコシを栽培しましたが、動物に食われてしまい断念。その次に始めたサツマイモはいま200本ほどあり、今月末に地元の小学生にイモ掘り体験をしてもらう」という。来年は地元の名産しょうがに挑戦する予定だ。それらの様子を動画投稿サイトにアップし「ユーチューバー」としても活動。「いろんな反応があって、それはそれでいいかなと」とうなずく。

 さらに、新たな挑戦も。まずは今月9日、繁華街「高知55番街」の一角にバー「野村の部屋」をオープンさせる。店内には現役時代の写真や貴重なグッズを展示。「マスコミやネットには決して出せない激ヤバネタもこっそりささやきます!」と腕をまくる。

 12月13、14日には都内で開かれる「学生野球資格回復制度」の研修会に参加する。適性審査に合格すれば高校野球などアマ球界での指導が可能になる。「高知にも、プロ野球で通用しそうな将来性の高い子はいますから。自分は紆余曲折を経てメジャーまで行けた。その経験を生かし、少しでも恩返しできたら」と話す。

 2年前の秋に、本紙が野村氏を高知県内の自宅に訪ね取材した際に比べると、格段に落ち着き、社会復帰へ着実にステップを踏んでいるようにみえた。対照的に、清原氏は性急にスポットライトを取り戻そうとしているかのようだ。本当の意味で「再起」を図れるのだろうか。

 ■野村貴仁(のむら・たかひと) 1969年1月生まれ、高知県出身。社会人・三菱重工三原から90年ドラフト3位でオリックスに入団。巨人、米大リーグ・ブルワーズ、日本ハム、台湾球界で速球派左腕投手として活躍。2006年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 ■9日に高知でバーオープン 野村氏の店

 11月9日、高知市内の歓楽街のひとつ「高知55番街」内にバー「野村の部屋」をオープンさせる。店内には幼少期から現役選手時代までの貴重な写真を展示。お宝グッズも並ぶ。高知市追手筋1-8-18。営業は午後8時から翌朝2時まで。月曜休み。問い合わせは090-9555-4945。

 野村氏の店は2階で、1階は高校野球をテーマにしたカラオケバー「せまめ市場 高知園」。

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