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【勝者のワザ】黄重坤 ドライバーのアドレスの体重配分は? 左6右4のバックスイングは「大きな力を蓄えられる」 (1/2ページ)

 マイナビABCチャンピオンシップの最終日・最終ホールでの黄ジュンゴンと今平周吾のイーグル合戦は、見応えがあった。

 パー5の18番。ともにドライバーショットで狭いエリアのフェアウエーをとらえ、先に1打差で追う今平が池越えに2オンを果たすと、同じような位置から黄も2オンさせた。そしてグリーン上。今平が先にイーグルパットを決める。黄は下りのイーグルパットを入れ返した。これが、ウイニングパットだった。

 黄のスイングは、そのバランスのよさでツアーのライバルたちからも一目置かれている。

 バランスよくスイングするために黄が実践していることがある。まずアドレスである。「ドライバーのアドレスでは右6、左4の体重配分が好ましい」と思っている人、あるいは、そう教えられて守っている人が多いのではないだろうか。

 黄は「下半身だけでいうなら、左足に6、右足に4の割合だ」という。この下半身を土台にして上半身は右グリップが左グリップよりも下になる分だけ右肩が下がり、(自分から見て)右にわずかに綿向いた傾いた格好になる。このため、頭の位置は、スタンスのほぼ中央にきて、左カカト内側の線上にセットしたボールを右側から見る態勢になる。

 なぜ、左6、右4の体重配分なのか。「それは、バックスイングで右肩を真後ろに回しやすくするため」と黄は説明し、さらに続ける。

 「こうすることで右肩、右腰のターンは深く、大きくなって、より大きなエネルギーを蓄えられる。右足に体重をかけておくほど、トップで右肩が詰まった状態になる。無理に肩を回そうとすると、重心が右に大きく移動するスエーになりやすい」

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