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大谷“二刀流”復活へ来季の起用法は? エンゼルス・エプラーGMは正念場、投手補強失敗すれば…

 昨秋に右肘手術、今年9月に左膝蓋骨の手術を受けたエンゼルスの大谷翔平(25)は順調にリハビリを進めており、来季の二刀流復活に期待が持てる状況。問題はやはり起用法だ。

 ビリー・エプラーGM(44)は11日(日本時間12日)、GM会議の行われている米アリゾナ州スコッツデールで「来季は週に1回先発し、週に3、4回DHで打席に立つ予定だ」とした。

 ただ、大谷が二刀流でデビューした2018年は6人の先発投手で回したが、チームに負担が大きく、できれば5人で回したいという意向がある。その場合、月に2、3回はスポットで先発を任せる投手が必要になる。

 このため、今オフの投手補強が大谷の二刀流復活の鍵を握ることになる。エプラーGMは、アストロズからFAになった20勝投手ゲリット・コール(29)を獲得の最大のターゲットに定めているが、地元紙オレンジカウンティレジスターは「チームが来季浮上するためには少なくとも2人の先発投手の補強が必要」。総額300億円を超えるとされるコールを獲得すると、それだけで予算オーバーとなる。

 そこでザック・ウィーラー(メッツ)、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)、柳賢振(ドジャース)らの補強に方向転換する可能性もある。また正捕手の確保も急務だ。

 エプラー氏はヤンキースのGM補佐を経て、15年にエンゼルスのGMに就任。17年12月に大谷の獲得に成功したが、チームは低迷を続け、今季終了後、21年以降の契約延長の話はなかった。オーナーのアート・モレノ氏の我慢が限界に近づいており、このオフの補強が失敗に終われば首筋が涼しくなる。

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