記事詳細

【小田幸平 ODAの第2捕手目線】マー君&佑ちゃんと似ている…ロッテ・佐々木&ヤクルト・奥川 163キロ右腕に“未完成の魅力” (1/2ページ)

 今年のドラフト指名選手のうち、とりわけ注目されるのが1位指名の高校生右腕2人。ロッテの佐々木朗希投手(大船渡高)とヤクルトの奥川恭伸投手(星稜高)です。

 今から春季キャンプでチェックできるのが楽しみですが、僕は佐々木君の方により大きな可能性を感じています。

 ちょうど、2006年の夏の甲子園を沸かせた駒大苫小牧高・田中将大投手(現ヤンキース)、早実・斎藤佑樹投手(現日本ハム)の2人とイメージが重なります。当時のマー君は投球フォームひとつ取ってもぎこちないところがあったけれど、球はめっぽう速かった。むしろ、大学を経由してからプロ入りすることになる佑ちゃんの方が、すでに完成されているように見えました。

 佐々木君にはマー君同様、“未完成の魅力”があります。そもそも163キロを出せる素材なんてそうそう現れるものではない。変化球には改善の余地が大いにあるし、ストレートもまだ伸びると思います。何年かすればエンゼルスの大谷以上になるんじゃないかと。

 投手陣のコマが足りないロッテに入れば早めに出番がくるでしょうし、パ・リーグですから交流戦を除けば基本的にDH制で打席に立たず、投げることだけに集中できる。こういう環境が、彼をすごくいい投手に育てると思います。

 春季キャンプ地が石垣島というのもプラス材料です。沖縄本島よりはファンもマスコミも控えめのはずで、比較的そっとしておいてもらえるでしょう。いきなり1年目から大フィーバーとなると、どうしてもペースをかき乱されますから。

関連ニュース